無形文化遺産に息づく中国の物語を日本語で語る大学生たち

by 美新
November 17, 2025
Share Article:

鳥笛、簪飾り、蘇州刺繍、棕編、螺鈿、詠春拳、獅子舞など、よく知られているものから、あまり知られていないものまで、中国の無形文化遺産が映像で一つひとつ紹介されていた。


16日午後、『中国無形文化遺産の現代的な伝承』をテーマにした第5回全国大学生「日本語で中国を語る」ミクロビデオコンテスト決勝戦が、上海外国語大学賢達経済人文学院・崇明キャンパスで開催され、盛況のうちに幕を閉じた。中国全国66校のうち15校の大学が決勝に残った。上海工商外国語職業学院、上海市工商外国語職業学校、上海甘泉中学などもビデオが展示された。

主催側によると、このコンテストは、大学生の日本語運用能力を高め、文化への自信や異文化理解の意識を育むことを目的にしている。また、実践を通じて対外発信の力を磨き、学生が自らの体験をもとに中国を語り、その声やイメージを発信できるよう促す狙いもある。さらに、学業で成長を続け、将来は中国と世界の発展に貢献する人材となることが期待されている。

学生らの収穫

『鳥笛』を体裁にした上海外国語大学賢達経済人文学院チームはきれいな画面、有意義な体裁や流暢な現場答弁などが評価され、特等賞を受賞した。チームメンバーの一人・周佳怡さんは「崇明に住んでおり、身の回りの無形文化遺産を探していた時に東灘の生態環境を保護するために使う鳥笛と出会った。無形文化遺産の伝承人である金偉国氏への取材を進めていくなかで、彼の鳥笛への愛に感動した。また、日本語の表現力にも磨きをかけて、チームに貢献できた。受賞後は『抖音』及び『小紅書』で鳥笛のビデオをアップして、身近にいる日本人に対して環境保護の理念をPRする計画だ」と述べた。

棕編で一等賞を受賞した上海杉達学院チームのメンバー・邱雅捷さんはビデオ撮影と制作を通じて、無形文化遺産の歴史とその魅力をより深く体感できた。多くの日本人が見れば興味を持つようになると期待している。

専門家らの期待

専門家によると、学生が自身の学習内容を中国社会全体の発展現実と結びつけ、文化を観察し、表現、創造・更新、そして伝播する意識と能力を養うという。学生の生活に身近で、身の回りの中国文化現象に注目し、それらの物語を語る能力を育てることを期待している。

受賞リスト

Share Article:
無形文化遺産に息づく中国の物語を日本語で語る大学生たち - City News Service