沖縄の高校生が上海ホームステイ 一生涯忘れられない思い出に
春が来た。上海市の日本語で有名な中学・上海市甘泉外国語中学にも、日本の沖縄県が派遣した高校生修学訪問団が春の風に乗ってやって来た。15名の高校生が甘泉中学で2週間の修学交流を行った。
甘泉の王瑾先生によると、この期間中、沖縄の生徒は中国語を学ぶほか、武術、切り紙、民族音楽といった伝統文化も体験した。さらに、日本語を勉強しているクラスの生徒と中日文化や沖縄と上海の文化を交流。体育と英語の授業も一緒に勉強するなど、中日学校のキャンパスの異同を十分に体験した。学校での活動だけでなく、ホームステイの異文化体験も。中国の生徒の家に泊まり、中国のお母さんの料理を味わい、中国の友達と一緒に街歩きを楽しんだ。
蔡亦珊さんの家で、蔡亦珊さんの母が作った中華料理
ホームステイでは受け入れ側も様々な準備が必要だ。甘泉の8年生の一人である蔡亦珊さんは、同級生の黄詩媛さんを誘い、ホストファミリーとして一緒に日本人の佐和田姬乃さんをもてなした。
蔡亦珊さんは「何を食べるか?」、「どこへ行くか?」、「日本語でどう話すか?」など、いろいろ考えた末、朝ごはんは上海のソウルフードである焼き饅頭(生煎)を選び、他には火鍋の海底捞と蔡さんのお母さんの手料理をご馳走した。佐和田さんが「おいしい、おいしい」ととても喜んでくれたので、蔡さんは「心がほっこりしてとてもうれしかったです」と述べた。
生煎(焼き饅頭)
火鍋の海底捞で食事を
三人は、有名な観光地・江南水鎮の朱家角に行った。
朱家角
朱家角で黄さんは佐和田さんに、上海のローカルフードの「海棠糕」と「糖画」をご馳走した。そして漢服を着てみたいと言う佐和田さんの希望を聞いて、緑色の漢服を選んであげた。漢服はとても似合ったが、なんと佐和田さんの漢服が木の枝に引っ掛かって破けてしまいパニックになった。結局、黄さんと蔡さんはこの服を買って姫乃さんにあげることにした。佐和田さんにとってこの漢服は特別なプレゼントとなった。
朱家角
次の日の夜、三人は南京路歩行街と外灘に行った。佐和田さんは「人が本当に多いですね!」と、通りの賑わいに驚いていた。そして外灘のライトアップの瞬間には歓声を上げ、「すごくきれい」と心から楽しんでいた。
バンドで夜景を見る
黄詩媛さん、蔡亦珊さんは佐和田さんとは初対面で、言葉が通じない時もあったが、二日間のホームステイでとても仲の良い友達になった。別れるとき、佐和田さんは中国語で書いた感謝の手紙を黄さんと蔡さんに渡した。蔡亦珊さんは「涙が出るほど感動しました。また日本で会いたいです」と語った。彼女らはインスタグラムの友達になり、いつか沖縄で再会するのを楽しみにしている。
佐和田さんが書いた手紙
佐和田さんは、「綺麗な景色を大好きなあなた達と見たことは一生涯忘れられない思い出です。あなた達と過ごせて本当に良かった」と感動を伝えた。
上海市甘泉外国語中学事業発展部の蒋雯褘副主任は、「これは一つの物語だ。沖縄の生徒たちは帰国する時に上海が好きになり、甘泉が好きになり、ぜひまた来たいと思うようになる。中日両国は歴史的、文化的に深いつながりがある。沖縄の高校生は上海の高校生との交流を通じて友好を深めることで、国際的な視野を広げられる。それが国際的な理解促進につながるのだ」と述べた。
交流の学生に証明書を授与




