日本大学生が上海青浦を訪問 歴史と現代をつなぐ交流の旅

by 王文彦、美新
September 3, 2025
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日本の大学生百人が中国を見る

「日本の大学生百人が中国を見る」プログラムが、8月29日から31日にかけて上海市青浦区で実施された。日本の大学生が企業訪問や古鎮散策を通じて、中国の経済発展と伝統文化を直接体験した。

開幕の記念撮影

朱家角鎮に到着した一行は歓迎晩餐会に出席。会場は温かな雰囲気に包まれながら、学生たちは地元の方言で「朱家角」と発音することに挑戦し、会場からは笑いと拍手が沸き起こった。舞台では、竹の音色が響く快板の入門体験や、旋律豊かな古琴の演奏も披露され、学生たちは中国伝統芸能の多彩な魅力を肌で感じ取った。文化と人情が織りなす一夜は、異文化交流の第一歩として心に残るひとときとなった。

日本の大学生が快板を体験

翌日に日立エレベーター(上海)有限公司を訪問。最新のエレベーターやエスカレーターを見学し、中国の都市発展における技術革新を学んだ。座談会では、日中両国の産業協力や持続可能な都市づくりについて意見が交わされた。

日立エレベーターを見学

そして長三角方廳水院、元蕩湾(大観園)、朱家角古鎮を巡った。元蕩湾では湖畔のエコ修復プロジェクトに触れ、長三角一体化の取り組みを理解。大観園では『紅楼夢』をテーマとした建築群が広がり、文学と観光の融合を体感した。朱家角古鎮では「放生橋」や「北大街」など明清期の街並みを散策し、江南伝統の美食を味わった。さらに水郷の街並みをライトアップしたナイトクルーズが行われ、幻想的な風景に歓声が上がった。

朱家角の夜景

また、学生たちは青浦が上海西部の重要拠点として、長三角一体化や国際博覧会の開催地など国家戦略を担う地域であることを学んだ。急速な経済成長と共に、自然保護や文化資源活用を進める姿は印象的であった。

中央大学の中山怜さんは、「もともと中国で働くことに関心があったので、今回の体験は非常に刺激になった。実際に現地企業に訪問し、働く人と交流することで、自分の将来像がより明確になったように感じる。帰国後は大学での勉強にさらに力を入れ、将来のキャリアにつなげていきたい」と語った。

また、関西学院大学の日野晴葵さんは「競争が激しい市場の中で、いかにして信頼を勝ち取っているのか」という視点で観察し、現場から得た学びを今後の研究や就職活動に活かしたいと話した。

見学する様子

今回の青浦プログラムは中国駐日本大使館が主催、新民晩報社と日本東方新報の共催。日本の若者が中国の現代と伝統を五感で体験し、相互理解と友好を深める契機となった。

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