2000年以上前の中国青銅器が人気キャラ「Labubu」にそっくり?
by 王文彦、美新
June 27, 2025Share Article:
中国・河南省にある洛陽博物館で展示されている青銅器が、人気キャラクター「Labubu(ラブブ)」にそっくりだとSNS上で注目を集めている。発端は6月16日、ある来館者が撮影した展示品の写真をSNSに投稿したことだった。
投稿には「一度そう見えたらもう戻れない」「古代中国の美意識、想像以上に前衛的」といったコメントが殺到し、たちまち話題となった。
名は「銅当盧」——馬用の青銅製飾り
Labubuと似ているとされるこの展示品は、「銅当盧(どうとうろ)」と呼ばれる春秋時代(紀元前8世紀〜5世紀)の馬具。洛陽市内の潤陽広場から出土し、現在は洛陽市考古研究院に所蔵されている。
「当盧」とは馬の頭部、特に額の中央に取り付ける装飾具で、「盧」は「顱(=頭蓋)」の通仮字。古代中国では、これが防具として機能するだけでなく、精緻な装飾を通して馬主の身分や権威を象徴するものでもあった。
展示中の博物館も反応——想定外の注目
現在、この銅当盧は洛陽博物館2階「瞻彼洛矣(せんぴらくい)」展の一部として展示されており、展覧会は2024年5月から8月まで開催されている。
洛陽博物館の担当者によれば、「造形がLabubuに似ているという反応は以前からあり、今回SNSで注目されたのも自然な流れかもしれない」と語る。
この“Labubuそっくり”現象をきっかけに、SNSでは自らの「推し文物」(※文物=古代中国の出土品)を紹介する投稿が続出。「これもキャラっぽい」「ゲームに出てきそう」といった感想とともに、さまざまな文物の写真がシェアされている。
レッツゴー
あなたも旅先のどこかで、思わぬ“時代を超えた出会い”があるかも?
Share Article:




