上海機場(集団):浦東空港ターミナルビルにスリープポッドを設置予定
浦東空港第1ターミナルと第2ターミナルにそれぞれスリープポッドを設置する計画で、今年度第2四半期中の竣工を予定している。同時に、シャワーサービスを提供する予定で、シャワー施設は6月に竣工する見込みだ。今後は、旅行者のニーズとフィードバックに応じて、サービスの最適化を続けていく。
早朝便に搭乗するか、或いは深夜に到着して乗り継ぐ旅行者のなかには、空港で一夜を過ごすことを選ぶ人が少なからずいる。上海機場(集団)によれば、浦東・虹橋の両空港では、短時間休憩や宿泊を必要とする乗客に向け、無料休憩エリア、夜間の飲食サービス、クイックホテルなど、様々なサービスが提供されている。
浦東空港T2のC92-C98搭乗ゲートの休憩エリア
搭乗ゲート近くの休憩エリアでは、浦東空港の第2ターミナルにおいて、国内線南側のC92搭乗ゲート、S1国内線のH105搭乗ゲート、S2国際線のG148搭乗ゲートの3か所に、乗客向けの休憩エリアが設置されている。これらのエリアには、ソファやリクライニング、充電設備が備えられており、出発や乗り継ぎの乗客が無料で利用できる。
また、空港ビル内ではWi-Fiが全域をカバーしており、外国人旅行者のインターネット利用における不便さを解消するため、パスポートによる認証方式が導入されている。これにより、中国に入国したばかりで、まだSIMカードを持っていない旅行者でも、スムーズにインターネットへ接続できるようになっている。
さらに、浦東空港では早朝便や深夜便を利用する乗客の消費ニーズに応えるため、夜間滞在者数や集中エリアの分布に基づき、45店舗の営業時間を延長。現在、22時から翌日未明まで営業しているのは127店舗に達し、全体の約40%を占めている。空港の各機能エリアにおいて、夜間営業の飲食店や小売機能拠点の配置がほぼ実現されている。
虹橋空港での休憩エリア
一方、虹橋空港では、非運営時間中にターミナルビルを閉鎖管理している。早朝便利用者の実際のニーズを踏まえ、早めに空港に到着した旅行者に対しては、無料休憩エリアや夜間飲食サービスなどが提供されている。2つのターミナルビル内には合計7か所の無料休憩・宿泊エリアが設けられており、ベンチや臨時椅子、温水サーバー、トイレ、ネット環境など、基本的な施設が整っている。その他、第2ターミナルの到着エリアには24時間営業の飲食店も配置されている。
空港にスリープポッドなど、様々なグレードの短時間休憩ステーションを設置することにより、旅行者の多様なニーズに応えるだけではなく、中国入国後の「玄関口」としての空港の質の向上にもつながるように。
国際線利用や乗り継ぎの旅行者の短時間休憩ニーズに応じて、浦東空港の第1ターミナル国際線の出発24番搭乗ゲート、第2ターミナル国際線の出発67番搭乗ゲート付近に、それぞれスリープポッドを設置する計画。各休憩ステーションに10~20個のスリープポッドを設置し、料金は1時間65元(約1,300円)、1泊333元(約6,660円)を予定。旅行者はここで仮眠、仕事、ネット利用などが可能となる。2025年第2四半期の建設完了が見込まれている。
また、国際線利用・乗り継ぎの旅行者のシャワー利用ニーズを踏まえ、第1ターミナルの国際線の乗り継ぎ・到着、第2ターミナルの国際線から国内線への乗り継ぎ・国際線の到着通路上に、計5か所、11室のシャワールームを新設する予定。旅行者向けに無料のシャワーやドライヤーなどのサービスを提供する予定で、6月中に完成する見込みだ。
現在、浦東空港では「三横三縦」エリア内に空港ホテル「大衆空港賓館」を開設しており、宿泊料金は1泊498元(約9,960円)から、最高1泊865元(約17,300円)となっている。今年5月には、同エリア内にてホリデイ・インを新たに開業し、宿泊料金は1泊782元(約15,640円)から、最高1泊1,610元(約32,200円)となっている。さらに、旅行者の多様なニーズに応える宿泊環境の整備を推進するために、10月には第2ターミナル出発ロビーの高天井階に、宿泊料金1泊500元(約10,000円)からを見込む乗客向けの宿泊ホテルを新設予定だ。




